筋トレと翌日

筋トレに取り組むと、その翌日に体のだるさや強い眠気、さらには頭痛や体のむくみなどの不調が起きてしまう人が少なくありません。
また、中にはその不調が原因となり、さらに大きな病気などになってしまうケースもあるのです。

そこで今回の記事では、そんな筋トレの翌日に起きる体のだるさ眠気などの体の不調の原因について詳しく解説をしていきます。
また、それぞれの不調ごとに効果的だとされる対策法などについてもご紹介します。

現在、筋トレの翌日に起こる不調にお悩みの方はぜひご一読ください。



筋トレをした翌日の不調に悩んでいるあなたへ

体づくりやパワーアップのために、筋トレに取り組む多くの人が以下のような体の不調に悩むと言われています。

  • 体がだるい
  • 日中に眠たい
  • 軽い頭痛
  • 体むくんでしまう

今回の記事では、なぜ筋トレの翌日にはこのような体の不調が起きてしまうのか、その原因について詳しく解説をしていきます。
あわせて、これらの不調を起こさないために取り組む事が出来る対策法などについてもご紹介します。

筋トレの翌日にあらゆる不調が起こる原因は?

筋トレの翌日にあらゆる不調が起こる原因

先ほど解説したように、ハードに筋トレをした翌日には体に様々な不調が起こります。
しかし、実はそれぞれの不調の原因というのは、細かく見ていくと違ってくるのです。

そこで、まずは筋トレの翌日に起こる身体の不調の種類ごとの原因について詳しく解説していきます。
ちなみに、体の不調の原因というのは、その不調への対策に取り組むためには必要な情報です。

そのため、既に筋トレの翌日に起こる不調に悩んでいる人は、その不調の原因をここでしっかりと確認しておく事をオススメします。

筋トレの疲れが残り、翌日の筋肉痛などによりだるさを感じる

筋トレをした翌日に体のだるさを感じる場合、筋トレの疲労が筋肉痛などのように残っている事が原因である事が多いと言われています。
ちなみに、ここでポイントなのは、筋トレの疲労が残っていても筋肉痛が出ない事があるという事です。

確かに明らかな筋肉痛があり、それによって体がだるいと感じているのであれば、それはほぼ確実に筋トレによる疲労が体のだるさの原因となります。
しかし、中には筋肉痛がなくても、体のだるさの原因が筋トレによる疲労によるものであるケースがあるのです。

そのため、筋肉痛が体に現れていない場合には、筋トレの疲労が原因かどうかを判断するのは難しくなります。
ただ、筋トレの休み期間を少し長く取った時に、体のだるさが軽くなるのであれば、筋トレの疲労が原因であると判断出来ます。

筋トレによるストレス反応で翌日に眠い・だるいと感じる

ハードな筋トレをした翌日に、体のだるさや眠気を強く感じた場合、それは筋トレによるストレス反応が原因である事があります。
ハードな筋トレというのは、身体的にも精神的にもストレスとして体が認識します。

しかし、体がそのストレスを認識すると、ある現象が起きるのです。
その現象とは、体内の神経の働きの阻害や分泌されるホルモンバランスの崩れなどがあります。

そして、上記のような現象というのは、当然体が正常に動いていないという事です。
それが結果的に体のだるさや眠気として表面に現れる事があります。

特に努力家で、毎回熱心なトレーニングをしている人は、このケースに当てはまっている事が多いと言えます。
心当たりがある方は注意をした方が良いでしょう。

筋トレの疲労で肩周りが緊張すると翌日に頭痛が起こる

筋トレの翌日に起こる身体の不調の中には頭痛という症状もあります。
しかし、この頭痛も多くの人を悩ませていると言われています。

それでは、なぜ筋トレをした翌日に頭痛が起きるのかと言うと、ヒントは筋肉の緊張です。
筋トレをすると様々なストレス反応が起きます。

しかし、そのストレス反応や筋肉痛などが引き金となり、筋肉が緊張した状態になってしまう事があります。
そして、実は肩周りの筋肉が緊張した状態になってしまうと、首を通っている頭の神経を圧迫してしまい、頭痛になってしまうのです。

ちなみに、これが原因で何度も頭痛を繰り返していると、神経そのものに問題が起きてしまいます。
そして、筋トレをしなくても、頭痛が起きるようになる事があります。

そうならないためにも、筋トレの翌日に頭痛を感じている方は、早めに対処をしておく事をオススメします。

筋トレをすると体内の水分量が増えて翌日にむくみが起こる

筋トレの翌日に起こる身体の不調の中には、体のむくみというものもあります。
なぜ筋トレの翌日に体がむくんでしまうのかと言うと、実は筋トレをする事で一時的に体の中の水分量が増えてしまうからなのです。

また、筋トレをすると一時的に体の中の水分量が増えるのは、以下の2つが理由になります。

  • 疲労物質によって体の中の血流やリンパの流れが悪くなり、上手く水分を排出出来なくなるから
  • 筋トレで大量に汗をかいて、水分不足になると体が水を体内に溜め込もうとするから

いずれにせよ、体が水分でむくんでしまうのは、外見的にも内面的にも良い事ではありません。
悩んでいるのなら、何かしらの対策をしておくと良いでしょう。

筋トレの翌日に起こる不調への対策法

筋トレの翌日に起こる不調への対策法

それでは、次に筋トレをした翌日に起こってしまう体の不調への対策方法についてご紹介していきます。
既にお話していますが、筋トレの翌日に起こる不調に何かしらの対策をしておかなければ、それが原因となって新しい大きなトラブルが体に起きてしまう可能性もあるのです。

そのため、現時点で何かしらの不調を感じているのであれば、小さな不調であっても、これからを紹介するような対策法ようなものに取り組んでみる事をオススメします。

筋トレから翌日までに食事やプロテインから炭水化物などを摂取

筋トレをした翌日に様々な体の不調が起きてしまうのは、 筋トレの疲労が翌日まで残ってしまう事が理由になっているケースが多いのです。
それでは、どのようにすれば筋トレの疲労を翌日までに持ち越さないで済むのかと言うと、最も基本となるのは栄養の摂取になります。

なぜなら、筋肉の栄養となるタンパク質や炭水化物を豊富に摂取しておくと、栄養素が足りない場合よりもスムーズに回復出来るようになるからです。
そのため、筋トレをした当日は、食事をプロテインなどを活用して十分な量の栄養を確保するようにしておくようにしましょう。

ちなみに、摂取するべき量はタンパク質は体重×2〜3グラム、炭水化物は体重×3〜4グラムになりますので、目安にしてみてください。

筋トレから翌日までにストレッチや軽い有酸素運動を行う

様々な体の不調の原因になる体の疲労を残さない方法というのは、栄養摂取以外にももう1つ効果的な方法があります。
それが筋トレ後に行うストレッチは有酸素運動という事です。

実は、筋トレ後に軽いストレッチや有酸素運動を行うと、血液の流れが良くなります。
そして、筋肉の中に残っている疲労物質を排出してくれるようになるのです。

そのため、有酸素運動も疲労回復には非常に効果的だと言えます。
ただし、有酸素運動に取り組む場合には、過度にやり過ぎてしまうと逆に疲労を溜めてしまう事になりますので注意してください。

筋トレ後に入浴して翌日までストレスを持ち越さない

筋トレの翌日に起こる身体の不調というのは、先程解説した通り身体的、また精神的なストレスによっても起こります。
そんな身体的、精神的なストレスを和らげるのに有効なのが入浴なのです。

そう言える理由は以下の2つになります。

  • 入浴では有酸素運動やストレッチなどと同様に血液の流れを良くし、疲労物質を効率よく排出出来るようになるから
  • 入浴をすると副交感神経が優位になり、精神的にもリラックス出来るようになるから

このように入浴には身体的にも精神的にも良い効果があります。
そのため、時間がある時には、なるべく入浴をしてみるように心がけてみると良いでしょう。

ちなみに、入浴時の温度というのは42度などの高い温度になると神経を興奮させてしまいます。
ですので、基本的にはリラックス効果が高いとされる38度〜40度ほどのぬるめの温度のお湯に浸かるようする事をオススメします。

筋トレの最中の水分やミネラルの補給を欠かさずに行う

筋トレの最中に水分やミネラルなどの補給をしっかりと行っておくというのは、翌日の体のむくみに対して非常に効果的だと言われています。
なぜなら、水分などを補給しておくだけでも、水分不足で起こる体が水分を溜め込む働きをしっかりと抑えられるようになるからです。

また、水分やミネラルを正しく補給すると、疲労回復のサポートにもなると考えられています。
このような理由があります。

特にむくみなどに悩んでいる人は、筋トレの最中にも積極的に水分補給を行うようにしておくようにすると良いでしょう。

筋トレの翌日には不調以外にも体重の増加などの変化も起こる

筋トレの翌日には不調以外にも体重の増加などの変化も起こる

筋トレを行うと、その翌日に色々と体の不調が起きる事があります。
しかし、実はもう1つ注意しておかなければいけない体の変化があります。

れは体重の増加です。
筋トレの翌日は水分を溜め込んでしまったり、 グリコーゲンという炭水化物を構成する栄養素も筋肉に多く溜め込まれるようになります。

その結果、筋トレの翌日には、脂肪が増えていないのにも関わらず、1キロから2キロ前後の体重の増加が起こる事があるのです。
この体重の変化がある事を知らないと、減量のための筋トレをしている人にはもちろん、そうでない人にも精神的に大きな影響を与える事があります。

ですので、筋トレの翌日には、体調の変化以外にも体重増加の現象も起きる事があるという事はしっかりと覚えておくようにしましょう。

筋トレと翌日のまとめ

筋トレと翌日のまとめ

今回解説してきたようにハードな筋トレを行うと、体の疲労や精神的なストレス、また水分不足などが起き、それによってその翌日に様々な不調が出る事があります。
また、その不調の中には正しい対処をしておかなければ、その後に新しく大きな問題を起こしてしまう事があるのです。

しかし、いずれの不調も上記でご紹介したような方法に取り組む事で、予防・対策をする事が出来ます。
そのため、現在既に何かしらの不調で悩んでいる人は、大きな問題が起こる前に、上記の情報を参考にして正しい予防・対策に取り組むようにしてもらいたいと思います。


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