筋トレと内出血

今回は筋トレ中などに内出血が出来てしまう原因や、内出血が出来てしまった場合の対処法について解説をします。
筋トレで出来てしまう内出血の中には、小さく特に治療の必要もないものもあります。

しかし、出来てしまった内出血に痛みがある場合には話は別です。
痛みがあるなら症状を悪化させないためにも氷嚢で冷やすなどの正しい対処をする必要があります。

万が一の時のためにも、定期的に筋トレをしている人は、今回ご紹介する対処法などについて目を通しておいてください。



筋トレでは太ももや腕、肩などに内出血が出来る

筋トレに取り組んでいると、いつの間にか腕や肩、太ももなどに内出血が出来ている事があります。
筋トレが原因で体に内出血が起きてしまう原因はいくつかあります。

しかし、いずれの場合も単なる内出血だからと言って軽く見ていてはいけません。
なぜなら、内出血の中には正しい対処をしておかないと症状が酷くなってしまう事があるからです。

そこで、今回は正しい対処が出来るように、なぜ筋トレで内出血が起きてしまうのかという原因と内出血が起きてしまった場合の対処法について解説します。
安全な状態で筋トレに取り組んでいきたいという方は、ぜひこれらの情報についてチェックしておいてください。

筋トレをして内出血が出来てしまう原因とは?

筋トレをして内出血が出来てしまう原因

筋トレをする事で内出血が体に出来てしまう原因というのは、以下の5つが主なものとなります。

  • 筋トレをする事で筋肉が急激に大きくなりすぎてしまう
  • 筋トレで使う器具が体にぶつかってしまう
  • 筋肉が筋トレによって破壊されすぎてしまう
  • 筋トレで来ているウェアが強くこすれてしまう
  • 筋トレで力み過ぎてしまう

それでは、早速これからなぜこれらの原因で体に内出血が出来てしまうのか、その理由について詳しく解説をしていきましょう。

筋トレで筋肉が大きくなると線のような内出血が出来る

特に初心者の方に多く当てはまるのですが、筋トレをする事で筋肉のサイズが急激に大きくなり過ぎると内出血が起きます。
なぜなら、筋肉のサイズが急に大きくなると、その筋肉を覆っている皮膚が上手くの伸びずに断裂してしまうからです。

この原因で内出血が起きている場合には、いわゆる肉割れのような線の形をした内出血になる事が多いとされます。
そのため、筋トレを始めたばかりの方で筋肉が大きくなったと実感した上で、線のような内出血が出来たのであれば、これが原因である可能性が高いと言えるでしょう。

筋トレで使う器具が太ももに当たり内出血が起こる

筋トレでは通常ダンベルやバーベルなどと言った重量のある器具を使います。
しかし、筋トレを行っていると、その器具が体に当たってしまう事があります。

当然、ダンベルなどの器具は重たく、そして硬いため体にぶつかると、そのぶつかった部分に内出血が起こる事があるのです。
筋トレを行っている時というのは集中しているため、器具がぶつかった時に痛みを感じず、ぶつかったという事にすら気づかない事も少なくありません。

筋トレで器具がぶつかりやすい太ももなどに内出血が出来ている場合には、これが原因である可能性があります。

筋トレで筋肉が破壊され過ぎる事も内出血の原因になる

高重量を扱う強度の高い筋トレを行うと、筋肉が破壊され過ぎてしまう事があります。
そして、筋肉が破壊され過ぎてしまい筋断裂のような異常が起こると、それに合わせて内出血が起こる事があるのです。

ちなみに、筋肉が破壊されすぎてしまう事で内出血が起きている場合、その内出血が起きている場所にある筋肉に激しい痛みを伴う事が多いと言われています。
そのため、当てはまる人は症状を悪化させないためにも、後ほど解説する対処法に従って、しっかりと治療などを行うようにしましょう。

肩や腕に内出血が出来たら筋トレで使うウェアが原因?

筋トレでは間接的ではありますが、着ているウェアが原因で内出血が出来てしまう事もあります。
なぜ着ているウェアが原因で内出血が起きるのか解説します。

筋トレでは体を大きく動かすため、ウェアと皮膚が強く擦れ、皮膚の下にある血管が切れてしまう事があるからです。
ちなみに、この着ているウェアが原因で内出血が起きてしまう場合には、特に腕や肩のあたりに内出血起こる事が多いと言われています。

また、このケースでは筋肉には大きな痛みはない事が多いと言えます。
そのため、筋肉に痛みがないのに腕や肩に内出血が出来ているなら、ウェアが原因であるかもしれません。

筋トレで力み過ぎると顔や目に内出血が起こる事も!

スクワットやデッドリフトなどの重たいダンベルやバーベルを使う筋トレでは、力を入れるために息を止めて強く力んでしまう事が多いです。
しかし、息を止めて強く力んでしまうと、血管に強い圧が掛かってしまい内出血が起こる原因になります。

また、息を止めて強く力むと、特に顔や目に内出血が起こる事があります。
場合によっては酷い症状になる事もあるので注意が必要です。

詳しくは後ほど解説しますが、目に内出血が出来た時には念のために医療機関で検査を受ける事をオススメします。

筋トレで内出血が出来てしまった時の対処法

筋トレで内出血が出来てしまった時の対処法

それでは、次に筋トレをしていて、万が一内出血が起きてしまった時の対処法について解説をします。
内出血が起きた時の対処法は、1つだけというわけではありません。

なぜなら、内出血に痛みがあるかどうか、また内出血の種類などによってどのように対処すれば良いのか変わるからです。
先ほども少し触れましたが、内出血を間違った方法で対処してしまうと症状が重く悪化してしまう事もあります。

そのため、安全を確保するためにも、ここでしっかりと正しい対処方法について学んでおきましょう。

内出血が出来たら筋トレを中止しよう

筋トレをしている最中もしくは終わった後に内出血起きている事に気づいたら、まずは筋トレを中止し、内出血の様子を見る事から始めましょう。
具体的には内出血がどのような形をしているのか、また内出血が起きている周辺に痛みはあるのかどうかなどを見てください。

そして、もし内出血の形が小さな点々でかつ全く痛みがないのであれば、何もしなくてしばらくすれば治ります。
そのため、基本的には心配する必要はありません。

しかし、内出血の形が大きかったり、見た目がある場合にはまた別の対処する必要があります。
そのため、その対処が必要かどうかを様子を見る事でチェックするわけです。

筋トレで出来た内出血の周辺に痛みがあるなら冷やす

筋トレで出来た内出血がある程度の大きさがあり、周辺に痛みがあるのであれば、まずは冷やす事から始めます。
そして、内出血を冷やす時には、氷を入れた氷嚢や冷たい水に浸したタオルを使って冷やすようにしてください。

ただし、どちらの場合もぬるくなったら、直ぐに冷たい状態に戻すようにします。
ぬるい状態でそのまま患部に当てていると、冷やすのではなく、暖める事になってしまい逆効果が生まれてしまいます。

そのため、ここだけはしっかりと守るようにしましょう。
ちなみに、患部を冷やしても痛みが一向に治らないようなら、筋肉が断裂している可能性があります。

すぐに病院に行くようにしてください。

筋トレで出来た内出血がただの肉割れなら保湿を行う

筋トレで出来てしまう内出血の中には、先ほどご紹介したように筋肉が大きくなり、肉割れが起きる事で出来てしまうものがあります。
そういった場合には筋肉などが傷んでるわけではなく、皮膚が細かく断裂してしまっているだけです。

そのため、患部を冷やしてもあまり意味はありません。
では、どのように対処すれば良いのかと言うと、基本的には肉割れの跡が残らないように、しっかりと肌の保湿をするのが良いとされています。

ただし、肉割れかどうかという判断が付かない場合には、まずは一旦冷やしておきましょう。
そして、症状が落ち着いてから保湿に移るのが効率的です。

筋トレでの内出血の痛みが激しいのなら病院で治療を受ける

筋トレで出来た内出血に激しい痛みを伴う場合、筋肉が断裂してしまうなどの大きなケガである事があります。
そういった怪我の場合には、すぐに出来る対処としては先ほどと同じように患部を冷やすというものが挙げられます。

しかし、筋肉が完全に断裂している場合には冷やすだけでは足りません。
なぜなら、筋肉が完全に断裂してしまっているのであれば、その部分を外科手術などで繋げる必要があるからです。

そのため、激しい痛みを伴う内出血が出来た場合には、我慢せずにすぐに医療機関に行って検査と治療を受けるようにしてください。

筋トレと内出血のまとめ

筋トレと内出血のまとめ

それでは、最後に簡単に筋トレで起こる内出血に関する情報をまとめましょう。
まずは筋トレで起こる内出血の原因ですが、代表的なものとして以下の5つになります。

  • 急激に筋肉のサイズが大きくなる
  • 筋トレの器具がぶつかる
  • 筋肉が破壊されすぎてしまう
  • 着ているウェアと皮膚が強く擦れる
  • 筋トレで息を止めて力み過ぎてしまう

そして、上記のような原因で内出血が起きたら、まずは筋トレを中止して様子を見ます。
内出血が小さく痛みもないなら、そのまま安静にしていれば治る事がほとんどです。

また、単なる肉割れの場合であれば、傷跡が残らないように肌を保湿すれば問題ありません。
しかし、内出血に痛みがある場合には冷やす事から始めましょう。

痛みが治まらない時、もしくは痛みが激しい時には、医療機関に行って専門の治療を受けるようにしましょう。
上記が筋トレで起こる内出血に関する情報のまとめとなります。
ぜひこれらの情報を参考に、安全に筋トレに取り組んでいってください。

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