筋トレと野菜

筋トレをする人は、筋肉の材料になるタンパク質を意識して大量に食べる方も多いと思います。
一方で、野菜への意識が薄れてしまって、十分な量を食べていない傾向にあると言われています。

しかし、野菜という食べ物は筋トレをする人にも、とても役に立つ食べ物でもあるのです。
そこで、今回はなぜ野菜が筋トレをする人に役に立つのかその理由について解説をしていきます。

また、野菜から得られる効果を最大限に高めるための情報についてもご紹介します。
筋トレをしている人はぜひ一度目を通してみてください。



筋トレをする人にも野菜は重要な役割を果たす

一般的に野菜という食べ物は、健康に良いという事で積極的に食べるべきだと言われています。
そして、実はこの野菜というのは、筋トレをしている人も筋トレの成果を上げるためにも、積極的に食べるべきだとされているのです。

今回は、具体的になぜ筋トレをする人が成果を上げるために野菜を積極的に食べるべきなのか、その利用について解説をしていきます。
合わせて1日で食べるべき野菜の量やオススメの食べ方についてもご紹介します。

そのため、興味があれば、是非チェックしてみてください。

筋トレをしている人が野菜を食べるべき理由

筋トレをしている人が野菜を食べるべき理由

筋トレをしている人が野菜を食べるべき理由というのは、大きく分けて以下の3つのものがあります。

  • 強度の高い筋トレを行うために必要なコンディションを整えられる
  • 筋肉を作るサポート役になる栄養素を取る事が出来る
  • 減量目的の場合は野菜を食べる事で食欲が抑えられる

それではこれからそれぞれの理由について、より詳しく解説をしていきます。
これらの理由をしっかりと学ぶ事は、野菜をより良く活用するためにも、必要な事なので是非ここで深く学んでおいてください。

野菜は強度の高い筋トレをこなすコンディションを整える

筋トレには様々な目的があります。

  • 筋肉を大きくする事
  • 筋肉の力をつける事
  • 脂肪を減らす事

しかし、上記の内どのような目的であったとしても、効果的にその目的を達成するためには、とある1つの事が必要になるのです。
それが質の高い・強度の高い筋トレになります。

そして、質の高い筋トレを行うためには、当然コンディションを整えておく必要があります。
しかし、それに役に立つ栄養素が、実は野菜から採れるのです。

これこそが筋トレをする人も、野菜をしっかりと食べるべきだと言える理由になります。

野菜からは筋トレ後に筋肉を作るのに役に立つ栄養素が採れる

筋トレをしている人が野菜をしっかりと食べるべき2つ目の理由、それは筋肉を作るために役に立つ栄養素が採れるからというものです。
一般的に筋肉を作るためには、タンパク質が重要であると言われています。

そのため、野菜を食べるのは、あまり役に立たないのではないかと思われるかもしれません。
もちろん、タンパク質は筋肉の材料になるので、最も重要な栄養素でもあります。

しかし、そのタンパク質を筋肉に変えるためには、その他にも重要な栄養素があるのです。
例えば、ミネラルやビタミンなどの栄養素。

まさにそれらの栄養素こそが野菜に含まれています。
だからこそ筋トレをしている人も、野菜をしっかりと食べるべきだと言えるのですね。

減量目的の筋トレをする人は野菜を食べると食欲を抑えられる

減量を目的に筋トレをしている人にも、野菜というのは役に立ちます。
なぜなら、食事の前に野菜をしっかりとっておくだけでも、食欲を抑える事が出来るようになるからです。

また、他にも食事の時に野菜を最初に取る事で、血糖値の急激な上昇を抑えて、エネルギーを脂肪に変えてしまう作用を弱める事も可能になります。
このように野菜を食べる事は減量目的にも役に立ちます。

該当する方は、より積極的に食べるようにしていくと良いでしょう。

筋トレをする人が食べるべき野菜の量やタイミングは?

筋トレをする人が食べるべき野菜の量やタイミング

それでは、次に筋トレをしている人が、食べるべき野菜の量とタイミングについてご紹介しましょう。
食べるべき野菜の量やタイミングなどは正しく抑えていなければ、先ほどご紹介した効果などが小さくなる事もあります。

また、食べるべき野菜の量などについては個人差もあります。
そして、計算方法も変わってきますので注意が必要です。

そのため、野菜を食べる事で得られる効果を最大限にまで引き出し方は、ぜひこれから紹介する情報についてしっかりと確認しておいてください。

食べるべき野菜の量は筋トレの量や体重によって変わる

食べるべき野菜の量は、先ほども少し触れました。
しかし、全員の人に当てはまるという客観的な数字はなく、条件によって変わるものになります。

例えば、筋トレをしている量はどのくらいなのか、また体重はどのくらいなのかによって変わるのです。
では、具体的にどのようにすれば食べるべき野菜の量が分かるのかと言うと、基準の数字に追加したりする事で判断します。

厚生労働省が発表しているのですが、一般的な人の場合1日に350gが食べるべき量の基準です。
これを基準にして考えます。

例えば、筋トレをあまりしていない人で、かつ体重も一般的な人と変わらないのであれば、350gに50g前後追加すれば良いでしょう。
一方で筋トレを沢山こなし、かつ体重が重たいのであれば、それよりも多めに数字を設定すれば良いのです。

このように、食べるべき量は350gを基準にして考えるようにしましょう。

筋トレをする人が野菜を食べるべきタイミングは朝昼晩の3回

筋トレをしている人が野菜を食べるべきタイミングというのは簡単で、朝昼晩のそれぞれの食事がベストなタイミングになります。
つまり、野菜というのは毎食バランスよく食べるべきなのです。

そう言える理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、野菜のビタミンやミネラルなどの栄養素は一度に吸収出来る限度があります。
そのため、無駄にしないために少しずつ食べなければいけないから、というものです。

そして、2つ目の理由は、単純に350g以上の野菜は一度に食べるのが難しいから、というものになります。
このような理由があるため、野菜は朝昼晩と3回に分けて食べるべきだと考えられるのです。

筋トレをする人にオススメの野菜のメニュー

筋トレをする人にオススメの野菜のメニュー

それでは次に筋トレをする人に、特にオススメしたい野菜のメニューをご紹介しましょう。
今回ご紹介するのは、以下の3つのメニューです。

  • 筋トレ後に疲れていても食べやすい野菜スープ
  • 筋肉を作るために必要なタンパク質を採れる野菜炒め
  • 料理する時間がなくても食べられる野菜のサラダ

では、これからそれぞれのメニューについての作り方や作る際のポイントなどについて、合わせて解説をしていきます。

筋トレ後にも食べやすい野菜スープ

最初にご紹介するのは、筋トレ後であっても食べやすいという事でオススメ出来る野菜スープになります。
スープの作り方で1番オススメなのは、塩胡椒などだけで作るシンプルな野菜スープです。

もちろん、野菜スープというのは、他にもスパイスや調味料などを入れて作るものもあります。
しかし、そういった調味料などをプラスで入れていると、無駄なカロリーを摂取してしまう可能性があるのです。

そして、結局野菜から得られるメリットを少なくしてしまう可能性があります。
そのため、野菜スープというのは、なるべく自然な味付けで仕上げるようにしておく事を推奨します。

筋トレで大事なタンパク質も採れる野菜炒め

次にご紹介するのは、筋トレをした後に、筋肉を大きくする過程で必要となるタンパク質を豊富に取る事が出来る野菜炒めです。
この野菜炒めを作る時のポイントは、タンパク質が豊富であるお肉や卵、魚などをミックスするという事になります。

これらの具材を一緒に入れる事で摂取出来るタンパク質の量が大幅に変わるので、ぜひ入れてみてください。
ちなみに、野菜炒めの味付けに関しても、スープと同様に無駄な栄養素を採らないために、出来るだけシンプルなものにしておきましょう。

筋トレのための料理をする時間がないなら野菜サラダ

筋トレをしている人の中には、筋トレをするのに精一杯で料理をする時間がなかなか取れないという人もいるでしょう。
そんな人にオススメしたいのが、時間が無くても作る事が出来るシンプルな野菜サラダです。

野菜のメニューでは、最も有名で定番であります。
しかし、簡単に作れて、量も多く食べる事が出来ます。

ですので、時間が取れずに料理をする事が出来ないと言う方は、このサラダというメニューでどんどんと野菜を食べていくと良いでしょう。

筋トレをする人が知るべき野菜に関する3つの注意点

筋トレをする人が知るべき野菜に関する3つの注意点

ここまで筋トレをする人が野菜を食べるべき理由、そしてその野菜を食べる際のポイントやメニューについてご紹介してきました。
ただ野菜を食べる事に関しては、もう1つチェックしておきたい事があります。

それは野菜を食べる際の注意点についてです。
この注意点を知らないと、間違った方法で野菜を食べてしまいます。

マイナスの効果が出てしまう事もあるので、ぜひここでしっかりと注意点について学んでおきましょう。

野菜ジュースでは筋トレに必要な成分を摂りづらい

野菜を摂る際の1つ目の注意点は、野菜を野菜ジュースから摂ろうとしないという事。
よく野菜を食べるのが苦手だからという理由で、市販されている野菜ジュースを飲んでいる方が多いと言えます。

しかし、それはあまりおすすめ出来ません。
なぜかと言うと、野菜ジュースというのは作る過程において、野菜に含まれているビタミンやミネラル、酵素などが破壊されてしまっている事が多いからです。

そのため、野菜を食べたくないからと言って、代わりに野菜ジュースを飲むという事はあまりしないようにしましょう。

減量目的の筋トレでも、野菜だけの食事はしない

野菜を摂る際の2つ目の注意点、それは減量目的の筋トレをしている場合でも野菜だけの食事は絶対にしないという事です。
確かに、野菜だけの食事にすればヘルシーで体重も落ちやすいでしょう。

しかし、野菜だけの食事では、筋肉を維持するための炭水化物やタンパク質が摂取できません。
結果的に筋肉も落ちてしまい、リバウンドしやすい体質になってしまうのです。

そのため、減量を目的としている筋トレをしていたとしても、野菜だけの食事というのは絶対にしないようにしておきましょう。

野菜サラダのドレッシングにはカロリがー高いものがある

野菜を食べる際、特に野菜サラダなどにして食べる時には、ドレッシングなどについても注意をする必要があります。
なぜかと言うと、野菜サラダにかけるドレッシングなどには脂質が豊富に含まれているものが多いからです。

無駄なカロリーを摂取してしまう事に繋がる可能性があります。
もちろん、含まれている脂質がオリーブオイルなどの良質な脂質であれば、多少とっても問題はありません。

しかし、それ以外の脂質が含まれているならば、野菜を食べる際には使い過ぎないように注意しましょう。

筋トレと野菜のまとめ

筋トレと野菜のまとめ

筋トレをしている人の多くは、筋肉を大きくするためにタンパク質だけを意識してしまいがちです。
そして、野菜不足になっている人が多いと言われています。

しかし、ここまで解説してきましたように、野菜というのは健康のためだけでなく、筋トレの成果を高めるためにも役に立つ素晴らしい食べ物でもあるのです。
そのため、これまであまり野菜を意識的に採れていなかったという方は、今回の記事でご紹介した情報を参考にしてください。


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