筋トレのデメリット

一般的に筋トレは体系改善にも健康面に関してもメリットが多くあると考えられています。
しかし、筋トレにはメリットだけではなく、デメリットもいくつか存在しているのです。

そこで今回は、筋トレを行う事によってよく起こると考えられる7つのデメリットについて解説をしていきます。
合わせてそれらのデメリットの対策方法についての解説しますので、安全に、そして効果的に筋トレに取り組んでいきたいなら是非チェックしてみてください。



筋トレにはメリットだけでなく、デメリットもある

今回の記事では、筋トレを行う事によって起こり得る代表的なデメリットについて解説をしていきます。
日本だけでなく、世界的にも筋トレという取り組みは健康に良い影響があると言われていますが、実はメリットがある一方でデメリットもあるのです。

例えば、健康面でもそうですし、経済的な面などにおいてもデメリットは少なくありません。
今回はそれらのデメリットの中で特に大きな影響があると考えられる7つのデメリットを解説していきます。

それらのデメリットを最小限抑えるために効果的な対策もご紹介していきます。

筋トレの7大デメリットとその対策法

筋トレの7大デメリットとその対策法

それでは早速、筋トレを行っていく上で起こり得る代表的な7つのデメリットと合わせてそれぞれの対策方法について解説をしていきます。
今回ご紹介するデメリットは以下の7つです。

  • デメリット1. 寿命が縮んでしまう可能性がある
  • デメリット2.朝の筋トレでは怪我のリスクが高まる
  • デメリット3.筋トレのためのプロテインなどが原因で栄養の過剰摂取に繋がる事がある
  • デメリット4.本格的な筋トレにはお金の負担が大きくなる
  • デメリット5.中学生などが筋トレをすると悪影響が出る可能性がある
  • デメリット6.筋トレで体系が変わると服が来られなくなる
  • デメリット7.チューブなどの筋トレでは効果が出ずに時間の無駄になる可能性がある

では、これからそれぞれのデメリットと対策法についてより詳しく解説をしていきます。
自分が気になるデメリットだけでも良いので、それぞれの詳細と対策法についてチェックしてみてください。

デメリット1.毎日のハードな筋トレでは寿命が縮む可能性がある

人間の寿命というものは、細胞の活動が停止してしまう事で訪れます。
そして、その細胞と活動の長さというのは、テロメアと呼ばれる長さに対応すると考えられているのです。

ただ、そこに問題があります。
実は筋トレという行為で筋肉を破壊して再生をさせる事を繰り返すと、このテロメアの長さが短くなっていくようになっているのです。

つまり、筋トレをして筋肉を大きくしたりする事は、寿命の長さを短くする事に繋がる事になります。
しかし、これは何年~何十年という長いスパンでプロ選手達のような本格的な筋トレに取り組んでいる場合にのみ起こり得るデメリットです。

ですので、現在趣味程度の間隔で筋トレをしているのであれば、特に心配する必要はないでしょう。
ただし、現時点で本格的な筋トレに取り組んでいて、かつ寿命を長くしたいと考えているのであれば、何かしらの対策を取る必要があります。

具体的にはトレーニングの強度や頻度を落とすなどの対策法が効果的なので、参考にしてみてください。

デメリット2.朝の筋トレでは怪我をしてしまうリスクが高い

筋トレを行う事によって起こり得る2つ目のデメリット、それは朝の筋トレでは怪我をするリスクが高まるというものです。
実は朝という時間帯には、怪我に繋がってしまうような危険性が多くあります。

例えば、体が覚醒状態になっておらず正確なフォームを守る事が出来ない事や血圧などが低い事で本来の力を出せない事なのです。
このように、朝という時間帯には怪我に繋がるような危険性が多くあるので、人によってはそれがデメリットとなってしまいます。

このデメリットへの対策法は主に2つ。
1つ目は筋トレを行う時間を朝から他の時間帯へ変更するという方法です。

そして2つ目は、準備運動などを十分な時間行って身体を覚醒状態にしてから筋トレを始める方法になります。
どちらも効果的なので、自分の生活環境に合う方法を選ぶと良いでしょう。

デメリット3.筋トレ用プロテインなどで栄養の過剰摂取になる

筋トレを行っている人の多くは栄養に気を配っていて、特にタンパク質を多めに摂取しようと心がけている人が多くいます。
そして、実はそのタンパク質の摂取をしようとする意識がデメリットに繋がる事があるのです。

例えば、筋トレをしている人の中には、タンパク質を効率的に摂取するためにプロテインなどを飲んでいる人がいます。
しかし、その意識が強過ぎてしまって、明らかにタンパク質の量が過剰摂取状態になる事があるのです。

栄養の過剰摂取は将来的に何らかのトラブルを起こす原因にもなり兼ねませんので、健康に気を配っている人は注意をする必要があるでしょう。
また、このデメリットへの対策法はとてもシンプルで、摂取しているタンパク質などの栄養素を計算して、過剰摂取にならないようにコントロールすれば良いのです。

栄養素の計算は最初は面倒ですが、慣れてくると頭の中だけで行えるようになるので、面倒だからと諦めずにしばらく続けてみてください。

デメリット4.ジムに通うなど筋トレにはお金が掛かる

運動不足解消レベルの筋トレであれば、軽いダンベルをいくつか用意するだけで取り組む事が出来ます。
しかし、本格的な筋トレをするのにはそれだけでは足りません。

ジムに通えば、平均して月に1万円前後の費用が必要となりますし、家にダンベルやバーベルを用意するとしても軽く5万円前後はかかります。
また他にもプロテインやサプリメントを摂取するようになると上記の費用にプラスして、追加の費用が発生するのです。

このように本格的な筋トレには、経済的に大きな負担となり得るというデメリットがあります。
対策法としては月に1,000円前後で通える公共のスポーツセンターを探す、サプリは厳選して摂取する種類を減らすなどの方法があるので、ぜひ参考にしてみてください。

デメリット5.中学生などが筋トレをすると悪影響が出る事がある

筋トレには中学生などの骨格が出来上がっていない年齢の人が行うと、悪影響が出てしまう可能性があるというデメリットもあります。
なぜ筋トレは中学生などに対して悪影響があるのかというと、以下のような理由があるからです。

  • 十分な筋力などが無いため、正しいフォームが守れない事がある
  • 筋トレによる肉体的なストレスに未熟な身体が耐えられない事がある
  • 運動神経の発達前に筋トレをすると、身体の操作が下手になる事がある

このように中学生などが筋トレを行うと将来的に様々な悪影響が出る事があるのです。
ただし、適切なフォームや正しい種目を選べば、これらの影響を抑えてメリットを引き出す事が出来るようになります。

ですので、中学生などに筋トレを行わせようとする際には、特にフォームや種目選びには時間をかけるようにしておくと良いでしょう。

デメリット6.筋トレで足や首が太くなり服が着られなくなる

筋トレをし始めると身体の筋肉のサイズが大きくなっていき、徐々に体型が変わってきます。
最初は筋トレの成果が出ているという事で体型の変化には喜ぶ人が多いのですが、それが進んでいくととあるデメリットが出てくるのです。

そのデメリットとは、足や首、腕などが太くなって服が着られなくなるというもの。
この現象が起きてしまうと服を買い替える必要が出てきたり、お気に入りの服を捨てなければいけなくなったりします。

ですので、特にファッションに気を使う人にとっては、これは大きなデメリットになるでしょう。
このデメリットへの対策法は1つだけあります。

それは服が来られなくなってきたら、そこで筋トレの強度を高めるのをやめて筋肉を大きくする事を避けるようにする方法です。
ちなみにこれ以外には対策法はありません。

ですので、もし筋肉の成長を止めたくないのであれば、このデメリットは1つの成長のためのサインとして受け止めるようにしましょう。

デメリット7.チューブや自宅での筋トレは効果が出ない事がある

筋トレに取り組んでいる人の多くは、筋肉を大きくしたりする事を目的としています。
しかし、その目的を達成するためには、ある程度の大きなダンベルやバーベルが必要となるのです。

つまり、チューブや自宅などでの自重のトレーニングでは、いくら時間を書けても効果が出ない事になります。
この事実を知らないと筋トレにかけた時間が無駄になってしまう事になってしまうので、これも人によっては1つのデメリットとなるのです。

このデメリットへの対策法はシンプルで、目的に必要な高い負荷を掛けられるダンベルやバーベルを使ってハードな筋トレをする事になります。
ですので、時間を無駄にしたくない場合には、しっかりと目的にあった負荷を使った筋トレを行えるように環境を変えるようにしましょう。

筋トレとデメリットのまとめ

筋トレとデメリットのまとめ

ここまで解説してきましたように、筋トレには様々なデメリットが存在しています。
しかし、それぞれのデメリットには、その影響を最小限に抑えるための対策法も存在しています。

それさえ理解しておけば安全に筋トレを行っていく事が出来るのです。
また、今回ご紹介したようなデメリットがある一方で、筋トレにはそれとは比べられないほどの大きなメリットが数多くあります。

ですので、総合的に見れば筋トレは取り組む価値が十分にあるものなのです。
そのため、基本的には上記のようなデメリットがあるからと筋トレをやめる事はせずに、対策法を実行しながら続けていってもらいたいと思います。


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