筋トレとあくび

筋トレに取り組んでいる人の中には、あくびがよく出るようになってしまって悩んでいる人が案外多いと言われています。
中には、そのあくびの原因は単なる疲労から起こるものだろうと考えている人がいます。

しかし、実際は他にもいくつも原因があるのです。
今回の記事では、その悩む人が多い筋トレをするとあくびが出る全ての原因と、その原因への対処法などについて解説していきます。

現在、筋トレによってあくびが起こる事に悩んでいる人は、ぜひ一度目を通してみてください。



筋トレをするとあくびが出る問題に悩んでいるあなたへ

ハードな筋トレをしていると、筋トレの最中であってもあくびが出るようになってしまったり、または日常生活でもあくびが頻繁に出るようになる事があります。
そして、筋トレに取り組んでいる人の中には、この頻繁に出てしまうあくびについて深く悩んでいる事があるのです。

今回は、そんなあくびの悩みを解決するために、あくびが起こる原因やその対処法などについて解説していきます。
あくびの問題に悩んでいるのであれば、これからご紹介する情報を是非参考にしてみてください。

筋トレをするとあくびが出る原因はどんなものがある?

筋トレをするとあくびが出る原因

筋トレをするとあくびが出てしまう原因は、大きく以下の3つに分ける事が出来ます。

  • ハードな筋トレによって酸欠状態になる
  • 筋トレによって蓄積された疲労がピークになる
  • 筋トレによって身体の内部が酸性に傾く

それでは早速これからそれぞれの原因についてより詳しく解説していきます。
原因を知る事で、より効果的にあくびへの対処が行えるようになります。

どれに当てはまるのか確認しながら読み進めてみてください。

あくびの原因の大半は筋トレで酸欠状態になる事にある

筋トレをする事であくびが出るようになった人の多くは、筋トレによる酸欠状態が原因になっている事がほとんどです。
筋トレをすると力を出すために体の中にある酸素を大量に使う事になるため、体が軽い酸欠状態になる事があります。

そして、実はその酸欠状態になった時の症状の1つとして、あくびが出るようになる事があるのです。
ちなみに、スクワットやデッドリフトなどの全身を使うような筋トレでよく酸欠状態になると言われています。

ですので、現在の筋トレでそういった種目を行なっている場合には、この酸欠状態があくびの原因になっていると疑えるでしょう。

筋トレで疲労が蓄積される事でもあくびは出る

筋トレを定期的に行っていると、人によっては回復が追いつかなくなってしまい、疲労が徐々に体内に蓄積されていく事があります。
そして、この疲労の蓄積によっても、あくびが出るようになってしまう事があるのです。

また、この疲労の蓄積によるあくびには、1つの大きな特徴があります。
それは、あくびとともに眠気を感じる事がほとんどである事です。

そのため、筋トレの最中や日常生活の中で眠気とともにあくびが出るようになってしまった場合は、この疲労の蓄積というものが原因であると考えると良いでしょう。

筋トレで身体が酸性に傾いてしまうのもあくびの原因に

ハードな筋トレを行い、筋肉を酷使すると身体の中が酸性に傾いてしまうようになっています。
なぜ酸性に傾くようになるのかと言うと、筋肉を使いすぎると体の中で沢山の乳酸などの酸性に傾ける作用がある物質が分泌されてしまうからなのです。

そして、実は身体の中が酸性に傾いてしまうと、そのサインの1つとしてあくびが出てしまう事があります。
また、身体が酸性になるくらいの筋トレをすると、最初にご紹介した酸欠状態になっている事も多いと言えます。

そのため、よりあくびが出やすくなると言われているのです。
ちなみに、身体が酸性になったかどうかは酸っぱいものを食べたくなるという事が1つの判断基準となります。

原因を探る時の参考にしてみてください。

筋トレで起こるあくびへの対策法

筋トレで起こるあくびへの対策法

それでは、次に筋トレが起こるあくびへの効果的な対策方法について見ていきましょう。
ちなみに、対策方法については以下のように例によって変わってきます。

酸欠状態が原因 筋トレ中の呼吸法を改善
筋トレにより疲労蓄積が原因 筋トレの頻度を改善
身体の酸性が原因 筋トレのセット間の休憩時間を増やす

では、これからこの原因別での対策法について、より詳しい解説をしていきます。
自分が当てはまる原因だけでも良いので、しっかりとチェックしてください。

あくびの原因が酸欠なら筋トレ中の呼吸法を変える

あくびの原因が酸欠状態によるものであると疑われる時には、筋トレの最中の呼吸法を変える事が有効です。
具体的には、より酸素を体の中に取り入れるような呼吸法にする事が効果的になります。

では、実際にはどのように呼吸をすれば良いのかと言うと、単純に力を入れる時に息を全て吐き、そして力を抜く時に息を吸えば良いのです。
ただ、正しい人によっては上記のような呼吸法が出来ない事もあります。

そのような場合には、無理に上の呼吸法をする必要ありません。
しかし、息を止めて動作をする事だけは避け、なるべく呼吸をし続けるように意識するようにしてください。

筋トレの疲労があくびの原因なら筋トレの頻度などを変える

筋トレの疲労蓄積があくびを引き起こしている原因なら、まずは筋トレの内容を変えるのが効果的でしょう。
例えば、筋トレをする頻度を落としたり、筋トレのボリュームを少なくしたりするなどです。

人によっては、これだけでもあくびの回数が減ったりします。
また、筋トレによる疲労を取り除くための取り組みとして、入浴したり、ストレッチをするといった事も効果的な方法になります。

さらに、疲労回復を早めるために十分な栄養を食事やプロテインなどから摂取する事も有効です。
取り組めるものから始めてみると良いでしょう。

筋トレで身体が酸性になる事が原因なら休憩時間を増やす

筋トレで身体が酸性に傾いている事が原因なら、その酸性の状態にならないようにするのが一番の対策法です。
具体的にどのような方法が効果的なのかと言うと、筋トレのセット間の休憩時間を増やす事がシンプルでありながらも高い効果がある方法になります。

他には、身体の酸性を取り除く効果が期待出来るクエン酸をサプリメントやレモンなどの食べ物から摂取するのも効果的です。
ただ先程も解説した通り、身体が酸性になるほどの筋トレをしている場合には、酸欠状態にもなっているケースが少なくありません。

ですので、酸性になる事が原因であると疑われる場合には、一緒に呼吸法の改善にも取り組む事をオススメします。

筋トレによるあくびが止まらないなら病院へ

筋トレによるあくびが止まらないなら病院へ

ここまでご紹介してきたような筋トレによるあくびへの対策法に取り組んだにも関わらず、あくびが一向に止まる様子がないのであれば注意してください。
なぜなら、そのあくびが無呼吸症候群や脳梗塞などといった病気によって起きている可能性があるからです。

もし脳梗塞などの重大な病気によってあくびが起きているなら、それを放置しておくと命にも関わる重大な問題が起こる事もあります。
そのため、色々な対策法を試したのにあくびが止まらないようなら、すぐに病院へ行って検査をしてもらうようにしましょう。

筋トレとあくびのまとめ

筋トレとあくびのまとめ

筋トレをする事で起こるあくびには、上記で解説してくるように様々な原因が考えられます。
また、それぞれの原因によって対策法も変わりますし、場合によっては病院へ行く必要が出て来るケースもあるのです。

ただいずれにせよ、あくびという症状は解決しておかなければ、筋トレにも仕事などの日常生活へも悪い影響が出たりします。
そのため、現時点で既にあくびが出ているという方は、ぜひ今回ご紹介した情報を参考にしてその症状を改善していってください。


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